Webzenは4月21日、「Dragon Sword」の開発元であるHound13に対し、同社による自己配信の差し止めを求める仮処分を申し立てたとともに、パブリッシング権限の効力確認を求める訴訟を提起したと発表した。
Webzenによると、Hound13が最近進めているとされるSteamでの配信準備は、事前の合意なく独自に進行しているという。
同社は、パブリッシャーとして国内向けゲームサービスの正常化を求めてきたが、Hound13は国内サービスへの追加対応ではなく、Steam向けサービスの準備を進める方針を示したとしている。
Webzenは、適法なパブリッシング権限が整理されないままSteamでのサービスが進められた場合、今後の国内外の利用者保護や被害救済の面で混乱を招くおそれがあるとみている。さらに、今後裁判所の判断によってSteamでのサービスが停止した場合、返金対応などを巡って追加のユーザー被害が発生する可能性があると説明した。
このため同社は、利用者被害の未然防止を目的に、自社のパブリッシング権限の効力確認を求める訴訟と、開発会社による自己配信の差し止めを求める仮処分の申し立てに踏み切った。
Webzenは「法的手続きに沿って紛争を整理し、安定したゲームサービス環境の確保に努める」とコメントした。その上で、「追加で案内すべき事項が生じた場合は、公式コミュニティを通じて告知する」としている。
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