写真=科学技術情報通信部

科学技術情報通信部と韓国知能情報社会振興院(NIA)は21日、公的病院の病院情報システムを民間のAI-SaaSへ移行する「AIクラウドサービス転換支援事業」の公募を開始すると発表した。応募受付は5月22日まで。

今回の事業では、SI方式で個別に構築され、老朽化が進んだ病院情報システムを、民間のAI基盤SaaSへ置き換える。科学技術情報通信部、保健福祉部、国立中央医療院、地方医療院が企画段階から参加し、公的医療機関の特性を踏まえたサービス開発と導入を進める。

参加企業には、感染症への緊急対応や医療弱者への診療など、公的医療の特性を反映したAI-SaaSの提案を求める。既存のSaaS型病院情報システムの高度化、または新規開発を通じて、公的医療機関への全面導入を見据えた実証ロードマップの提示も必要となる。

対象は、電子カルテシステム、臨床検査情報システム、処方伝達システム、薬局管理システム、病院経営情報システムの5つの中核システムを含む病院情報システム全般。生成AIを活用した過去の診療記録の要約などの診療支援機能に加え、行政、請求、保険などの事務業務を自動化する機能も要件に盛り込んだ。

政府は2027年までに、国立中央医療院とソウル医療院の既存システムをAI基盤の民間SaaSへ転換する計画だ。今後は追加予算の確保などを経て、テグ医療院を含む全国35の地方医療院へ順次拡大する方針としている。

科学技術情報通信部のチェ・ドンウォン人工知能インフラ政策官は、「老朽化したSI型情報システムを使ってきた公的医療機関に、民間AI-SaaS基盤の病院情報システムが導入されれば、コスト削減とともに公的医療分野のAXが進むことを期待している」と述べた。その上で、「保健福祉部と公的医療機関が緊密に連携し、すべての公的医療機関でAI-SaaSの定着を進めていく」と語った。

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