ミラノデザインウィーク2026に出展したSamsung Electronicsの展示ブース。写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは4月20〜26日(現地時間)、イタリア・ミラノで開かれている「ミラノデザインウィーク2026」で、AI時代を見据えた新たなデザイン指針を公開した。会場では、実験的な未来コンセプトや最新製品を含む約120点を展示している。

会場はミラノのヴィア・トルトーナ27にあるSuperstudio Più。「Design is an Act of Love(デザインは愛の表現)」をテーマに掲げ、来場者が同社のデザイン思想を体感できるよう、展示全体をOpen Lab形式で構成した。

同社が示した新たなデザイン指針は「AI X(EI+HI)」。人を中心に据えたデザイン哲学に、AI時代のライフスタイルを重ね合わせた考え方で、AIの価値は共感と想像力(Empathy and Imagination)、そして人の意図(Human Intention)と結び付くことで高まるとしている。

展示は計12の没入型空間で構成した。Galaxyの折りたたみスマートフォンを活用してライフスタイルを可視化したアートウォールのほか、モバイル機器と家電の連携を体験できるキッチン空間、XR体験に対応したオーディトリアムなどを設けた。

このほか、透明スピーカーとスクリーンを用いてアナログの感性をデジタルで表現したオーディオ展示空間や、OLED TV「S95H」で個性と多様性を表現した空間、マイクロRGB TVで構成したリビング空間も披露した。Samsung Electronicsは、製品を並べるのではなく、空間ごとに具体的な利用シーンを提案する構成にしたと説明している。

マウロ・ポルチーニ Samsung Electronics DX部門最高デザイン責任者(CDO、社長)は、「デザインは人々の多様性を反映し、異なるライフスタイルと価値観を包摂するものであるべきだ」とコメント。「人の意図と共感、そして想像力が結び付いたデザインが、私たちの暮らしをどのようにより意味のあるものに変えていけるのかを示したかった」と述べた。

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