米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は20日、Appleが次期CEOにJohn Ternus氏を指名したと報じた。Ternus氏は9月1日付で就任し、現CEOのTim Cook氏は取締役会議長に就く予定という。
Ternus氏は2001年にAppleに入社。iPhone、iPad、Mac、AirPods、Apple Watch、Apple Vision Proなど、主力ハードウェア製品の開発を統括してきた。今年に入り、ハードウェア部門に加えてデザインチームの統括も担っている。
CNBCによると、Cook氏は今夏までCEOを務め、Ternus氏への引き継ぎを進める見通しだ。
AppleのCEO交代は、Cook氏が2011年にスティーブ・ジョブズ氏の後任として就任して以来初めて。Ternus氏はAppleで8人目のCEOとなる。
Cook氏の在任中、Appleは大きく成長した。時価総額は20日の終値ベースで4兆ドル(約600兆円)に達し、直近の会計年度の売上高も4000億ドル(約60兆円)を超えた。
Cook氏はこの約15年間、Apple WatchやAirPods、Vision Proの投入を主導し、事業領域をウェアラブル分野へ広げてきた。1998年に営業・オペレーション担当幹部としてAppleに加わった後、サプライチェーンの再構築を進め、2005年にオペレーション責任者に就任した。
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