Samsung SDIのチェ・ジュソン社長(写真=InterBattery記者団)

Samsung SDIは20日、Mercedes-Benzと次世代電気自動車(EV)向け車載電池の複数年供給契約を締結したと発表した。Samsung SDIがMercedes-Benz向けにEV用バッテリーを供給するのは今回が初めて。

契約締結式には、Samsung SDIのチェ・ジュソン代表取締役社長、チョ・ハンジェ副社長兼戦略マーケティング室グローバル営業チーム長のほか、Mercedes-Benzのオラ・カレニウス会長、ヨルク・ブルツァー最高技術責任者(CTO)、マティアス・バイトル Mercedes-Benz Korea代表らが出席した。

供給する電池には、高ニッケルNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)を採用する。エネルギー密度が高く、航続距離の延伸が見込めるほか、長寿命と高出力も特徴という。Samsung SDIが独自開発した安全技術も盛り込む。

Mercedes-Benzは、この電池を今後投入する中小型SUVおよびクーペモデルに採用する計画だ。次世代EV戦略を支える中核部品として活用する。

両社は今回の供給契約にとどまらず、次世代バッテリーの先行開発などを含む将来のモビリティ分野で、戦略的協力を拡大していくことでも合意した。Samsung SDIは今回の契約を足掛かりに、プレミアム完成車市場でのバッテリー供給拡大を目指す。

Samsung SDI関係者は「今回のパートナーシップは、両社のイノベーションの強みを結び付けるものだ。グローバルEV市場をリードするうえで重要な受注を確保したという点で意義が大きい」とコメントした。

キーワード

#Samsung SDI #Mercedes-Benz #EV #次世代EV #車載電池 #高ニッケルNCM #SUV #クーペ
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.