チャールズ・ホスキンソン氏のイメージ画像。画像=Reve AI

Cardano創業者のチャールズ・ホスキンソン氏は、Midnightのトークン「NIGHT」がRippleの「XRP」とは根本的に異なる設計だとの見方を示した。焦点は、トークンの技術的な違いではなく、ネットワーク拡大によって生まれる価値が誰に帰属するかという点にあるとしている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが18日(現地時間)に報じたところによると、ホスキンソン氏は最近のインタビューで、トークンの保有構造や実用性、ネットワーク成長の利益配分のあり方を軸に、NIGHTとXRPを比較した。

ホスキンソン氏は、XRPの認知度が高まっていること自体は認めつつ、その成長を支える仕組みには問題があると指摘した。RippleがXRP供給量の相当部分を引き続き管理し、資金調達に活用しているほか、M&Aや新規事業に資金を投じていると述べた。

そのうえで、こうした過程でXRP保有者がRippleの事業成果と直接結び付いていない点を問題視した。RippleがHidden Roadのような企業を買収したり、新製品を投入したりしても、XRP保有者に所有権や経済的な権益が付与されるわけではないとした。

また、XRPにはステーキングや収益分配の仕組みがなく、保有者に利益を還元する設計にはなっていないとも語った。

ホスキンソン氏は、こうしたモデルはTetherに近い構造だとも説明した。中央集権的な主体が経済的な果実の大半を取り込む一方、ユーザーはネットワークへのアクセスという便益にとどまるという見方だ。

これに対し、MidnightとNIGHTはXRPとは根本的に異なると強調した。トークノミクスがユーザー参加と密接に結び付いており、論点はネットワーク拡大で生じた価値を誰が受け取るのかにあるとした。

分配方法の違いにも言及した。Midnight財団は、CardanoとXRPを含む8つのブロックチェーンのトークン保有者に対し、全供給量を配分したという。ただし、スナップショット時点で対象トークンを100ドル超保有していたユーザーのうち、実際に受け取りを申請したのは一部にとどまったと説明した。

ホスキンソン氏は、この仕組みは、プレマインされた1000億枚のうち約80%がRippleに割り当てられたXRPとは異なるとの認識を示している。

今回の発言は、ホスキンソン氏とXRP支持層の対立を再燃させた格好だ。両者はRippleを巡る訴訟が続いていた時期から長く対立してきたが、ドナルド・トランプ米大統領の再選後には関係改善に向けた動きもみられていた。

当時、ホスキンソン氏はLaceウォレットでのXRP対応や、XRPのDeFi支援など、関係修復に向けた複数の構想を示していた。

ただ、その後は再び緊張が高まった。ホスキンソン氏が、ブラッド・ガーリングハウスRipple最高経営責任者(CEO)について、XRPなど既存トークンに有利で、新規プロジェクトが自動的に証券と分類されるCLARITY法案を支持したとして批判したためだ。

今回、NIGHTとXRPの違いを改めて強調したことで、双方の論争が長期化する可能性にも市場の関心が集まっている。Xには、ホスキンソン氏がMidnightとNIGHTはRippleとXRPとは「根本的に異なる」と説明する動画も投稿された。

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