KB国民銀行は4月17日、AIを活用した「KBビデオ相談」サービスを高度化したと発表した。非対面取引での金融事故を未然に防ぐとともに、利用者の利便性向上を図る。
KBビデオ相談は、預金や積立、ファンド、一任型ISA、個人型IRPなどを対象に、商品相談から加入手続きまでをビデオ通話で完結できるサービスだ。KBスターバンキングで提供している。
今回の改修では、金融消費者保護機能の強化を主眼に据えた。AIベースのリアルタイム顔照合プロセスを導入し、ビデオ相談中に利用者の顔画像と身分証の写真をその場で比較・確認できるようにした。
これにより、他人名義の不正利用や不正取引の試みを未然に防ぐ。身分証の撮影段階でも真偽確認と顔照合を同時に行えるようにし、偽造・変造された身分証を使った金融事故の予防機能も高めた。
利便性の面でも機能を改善した。電話相談の途中でビデオ相談が必要になった場合は、そのまま即時に切り替えられるようにし、相談の連続性を高めた。あわせて、モバイル環境に最適化した案内資料の共有機能や、書式送信の速度改善により、相談の効率と使いやすさも向上させた。
KB国民銀行の関係者は「今回の改編は、非対面の金融環境においても金融消費者保護を強化するためのものだ」とコメントした。その上で「今後も消費者保護を最優先の価値とし、顧客が安心して取引できる金融サービス環境の整備を進める」と述べた。
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