LINE Gamesの2025年業績は減収となったものの、営業赤字は2年連続で縮小した。新作不在と既存タイトルの売上減少で売上高は落ち込んだが、経営効率化と費用抑制を進めたことで損失幅は改善した。2026年は新作投入と海外展開の拡大を通じ、再成長につなげる考えだ。
同社が16日に提出した監査報告書によると、2025年の連結売上高は335億ウォンで、前年の435億ウォンから約100億ウォン減少した。営業損失は149億ウォンとなり、前年の161億ウォンから赤字幅が縮小した。
同社は、経営効率化と収益体質の改善を継続しながら費用抑制を進めた結果、営業赤字の縮小につながったと説明している。
売上高の減少については、既存ライブタイトルの運営が安定期に入り売上が自然減したことに加え、2025年は新作の投入がなかったことが影響したとしている。コスト削減で収益悪化は一定程度抑えたものの、新作不在による事業規模の縮小は避けられなかった。
LINE Gamesは、2026年を再成長に向けた転換点と位置付けている。成長戦略の柱にはゲーム事業の拡大と海外市場の開拓を据える。グローバル展開を見込む「Ember and Blade」を含むPC向け新作3〜4本を投入し、PC向けタイトルを軸に海外展開を本格化する計画だ。
既存の主力タイトルについても、海外サービスの拡大を並行して進める。「The War of Genesis Mobile」は近く、北米と欧州を含むグローバル配信を開始する予定。「Uncharted Waters Origin」は28日に中国でサービスを始める。事前登録者数は500万人に達しており、現地での関心も高いという。
LINE Gamesの関係者は「今年から主力のゲーム事業を本格的に拡大し、収益性の改善を目指す」とコメントした。