XRP現物ETFへの資金流入が持ち直している。4月14日は1120万ドル(約16億8000万円)の純流入となり、2月以来の高水準を記録した。XRP相場の反発を背景に、資金流入は3営業日連続となった。
The Crypto Basicが15日、SoSoValueのデータを引用して報じた。14日の流入額は、2月6日の1516万ドル(約22億7400万円)以来の大きさとなる。
XRP現物ETFはこれまで、市場の変動拡大を受けて資金流入が鈍っていた。2月24日から3月4日まで7営業日連続で純流入を記録した局面でも、1000万ドルを超える流入は見られなかった。
14日の資金流入を主導したのは、Bitwiseの「XRP」とFranklin Templetonの「XRPZ」だ。Bitwiseには456万ドル(約6億8400万円)、Franklin Templetonには664万ドル(約9億9600万円)がそれぞれ流入した。その他のXRP現物ETFでは、同日の資金流出入は確認されなかった。
足元の回復基調は4月10日から続いている。XRP現物ETFは3月から4月上旬にかけて、相場の重さを背景に軟調に推移した。2月末の堅調な流れの後、3月5日から10日まで4営業日連続で純流出となり、その後も資金フローは不安定だった。
しかし、11日に909万ドル(約13億6400万円)が流入し、週明けにも146万ドル(約2億1900万円)の純流入を記録したことで、流れは改善した。14日に1120万ドルの流入が加わり、3営業日連続の純流入となった。3営業日連続の純流入は3月上旬以来となる。
この3営業日で流入した資金は計2175万ドル(約32億6300万円)。これにより、XRP現物ETFの累計純流入は12億3000万ドル(約1845億円)に拡大した。過去最高は1月16日に記録した12億8000万ドル(約1920億円)だった。
一方で、1月20日には1日で5330万ドル(約79億9500万円)が流出し、累計純流入額を大きく押し下げた経緯がある。その後は増減を繰り返してきたが、直近の3営業日連続の純流入は、XRP現物ETFへの資金流入が再び強まりつつある兆候とみられている。
今回の資金流入は、当日の暗号資産ETF市場全体の堅調な地合いとも重なった。XRP相場の反発に加え、実際の資金流入も伴っているだけに、単なる価格回復にとどまらず、投資需要の持ち直しが続くかが今後の焦点となる。