画像=Hyperliquid(HYPE)

21Sharesは14日、Hyperliquidのネイティブトークン「HYPE」を対象とする現物ETFに関し、修正S-1届出書を米証券取引委員会(SEC)に再提出した。NASDAQでのティッカーは「THYP」を予定しており、上場前のシード設定計画も開示した。The Blockが15日に報じた。

今回の修正書類では、同ETFがNASDAQで「THYP」のティッカーで取引される予定であることを明記した。市場では、21SharesとSECの協議が継続していることを示す動きと受け止められている。

これにより、HYPEを組み入れる初の現物ETFとなる可能性もあらためて意識されている。

届出書には、上場前のシード設定に関する内容も盛り込まれた。21Shares USはファンドのスポンサーとして、3月18日に1株50ドルでシード株2株を取得し、その翌週にこれを償還した。

その後、発行体は上場前に1株25ドルで2万株分の当初シード設定バスケットを組成し、HYPEを確保する計画という。

一方、手数料体系は今回の修正でも空欄のままだった。修正S-1では、スポンサー手数料は開示されていない。

この点は、同じくHYPE現物ETFを準備する競合商品と比べても未定のままとなっている。

もう一つの特徴は、保有するHYPEの一部をステーキング対象とする点だ。届出書によると、信託は過去データに基づく稼働率分析を踏まえ、保有HYPEの30〜70%を通常はステーキングする方針としている。

21Sharesは、ステーキングされるHYPEの比率について、「時点によってはこれを下回る場合も上回る場合もある」と説明した。

Hyperliquid現物ETFを巡る競争も強まっている。21Sharesは昨年10月にHYPE現物ETFを初めて申請しており、オンチェーン型の無期限先物DEXであるHyperliquidに連動する商品を投入する複数の申請の一つと位置付けられている。

競合するBitwiseは昨年9月に「Bitwise Hyperliquid Spot ETF」を提案し、今月11日に2回目の修正S-1を提出した。ティッカーは「BHYP」を予定し、年率0.67%の運用報酬を示している。

Grayscaleも先月、自社のHYPE現物ETFに関する上場申請書を提出した。

今後の焦点は、21Sharesが手数料をいつ確定・開示するかに加え、SECの審査でステーキングの仕組みがどう扱われるかだ。ティッカーと上場前のシード設定計画が具体化したことで、Hyperliquid現物ETFを巡る商品設計と上場時期の競争は一段と本格化している。

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