写真は「2026欧州テックセミナー」で2026年モデルのOLEDテレビの説明を受ける参加者。写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは16日、欧州市場向けにAI機能を強化した2026年モデルのテレビとオーディオ新製品を公開したと発表した。あわせて、15〜16日(現地時間)に独フランクフルトのシェラトン・エアポートホテルで「2026欧州テックセミナー」を開き、欧州の主要テックメディアや業界関係者に新製品を披露した。

同セミナーは、映像・音響分野の専門家に同社の最新技術を紹介する場として2012年から毎年開催している。今回はAIプラットフォーム「Vision AI Companion」を中核に据えた。

Vision AI Companionは、視聴中のコンテンツに関する情報提供のほか、旅行計画の提案や料理レシピの推薦などに対応し、テレビをスマートホームのハブとして活用できるようにするという。低解像度コンテンツをリアルタイムで補正する「AIアップスケーリング・プロ」、スポーツ中継の視聴向け「AIサッカーモード」、音声と環境音を分析してサウンドを最適化する「AIサウンドコントローラー・プロ」も盛り込んだ。

同社は、画質や性能を重視する欧州の消費者ニーズを踏まえ、「マイクロRGB」テレビを重点的に紹介した。2026年モデルは「マイクロRGB AIエンジン・プロ」を搭載し、色とコントラストをリアルタイムで調整するほか、国際電気通信連合(ITU)が定めるBT.2020色域を100%カバーするとしている。

2026年モデルのOLEDテレビは、Pantoneの「ArtfulColor」認証を取得した。反射を抑える「Glare Free」技術を採用し、さまざまな照明環境での視認性向上を図ったほか、「FloatLayer」デザインも取り入れた。

このほか、500Hzのリフレッシュレートに対応するOLEDゲーミングモニター「FG600S」と、6K解像度のモニター「G80HS」も公開した。

オーディオの新製品としては、Wi-Fiスピーカー「Music Studio 7」と「Music Studio 5」を披露した。「Music Studio 7」は3.1.1ch構成で3Dサウンドに対応し、「Music Studio 5」は「AI Dynamic Base Control」機能により低音の歪みを抑えるとしている。

Samsung Electronics映像ディスプレイ事業部のイ・ホン副社長は、「プレミアムモデルから普及機まで全ラインアップに高度なAI技術を適用し、誰もが使えるAIテレビの時代を切り開く」とコメントした。その上で、「画質、音響、接続性などスクリーン体験のあらゆる領域に溶け込んだSamsung Electronics独自のAIソリューションにより、グローバル市場でAIテレビの新たな基準を打ち立てる」と述べた。

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