ブータン政府関連ウォレットの動向に市場の関心が集まっている。写真=Shutterstock

ブータン政府関連ウォレットから250BTCが新規ウォレットに移された。The Block Cryptoが15日(現地時間)に報じた。移動額は約1846万ドル(約28億円)に相当する。

オンチェーン分析プラットフォームのArkhamのデータによると、同社がブータン王立政府関連と分類するウォレットは、2026年に入ってからこれまでに約3247BTCを外部に移している。足元の価格で換算した移動総額は約2億4040万ドル(約361億円)となる。

今回の移動の目的は確認されていない。ただ、一部アナリストは、過去の移動の一部が売却に関連していた可能性を指摘している。これまでにGalaxy DigitalやOKXへの資金移動に使われたウォレットに、250BTCが送られたケースもあったという。

4月13日の移動を経て、ブータン政府関連ウォレットに残るビットコインは3524BTCとなった。評価額は約2億6090万ドル(約391億円)。2024年10月に約1万3000BTCに迫ったピーク時と比べ、73%減った水準だ。あわせてイーサリアムも30.15ETHを保有しており、評価額は7万160ドル(約1052万円)と集計された。

ブータンは、水力発電資源を活用したマイニングを通じてビットコイン保有を積み上げてきた。一方、Arkhamのデータでは、政府関連ウォレットへの10万ドル超のビットコイン流入が最後に確認されたのは1年以上前だ。足元では、新規流入よりも外部への移動が目立っている。

直近の移動先や最終的な用途はなお不明だが、市場では追加の資金移動が再び取引所や過去の送金先ウォレットにつながるかどうかが焦点となっている。現時点では、単なるウォレット再配置と換金の両方の可能性が残っており、ブータン政府関連ウォレットのオンチェーン動向がビットコイン需給を見極める手掛かりになりそうだ。

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