車体下部のバッテリー配置と中央の収納スペースを採用した「MUXI」 写真=Segway

Segwayは14日(現地時間)、コンパクト電動自転車「MUXI」を発売した。716Whバッテリーを車体下部に搭載する低重心設計を採用し、車体中央の収納スペースも確保した。通勤用途に加え、荷物の積載ニーズにも対応するモデルとして展開する。

電気自動車専門メディアElectrekによると、MUXIは2026年初めのCESで初公開され、この日から販売を開始した。

MUXIの大きな特徴は、一般的な通勤向け電動自転車とは異なる車体設計にある。716Whのバッテリーをダウンチューブではなく車体下部に配置し、重心を下げた。Segwayはこれにより、高速走行時や荷物積載時の安定性と操縦性を高めたとしている。外観は従来型の自転車より、小型の電動モペッドに近いデザインを採用した。

駆動系は実用性を重視した構成とした。後輪に750Wのハブモーターを搭載し、最大トルクは80Nm。最高32km/hのアシストに対応する。スロットルを備えたクラス2の電動アシスト自転車の基準に適合するという。

もう1つの特徴が、車体中央のスペースだ。広い中央空間と低いステップスルー構造により、収納モジュールを装着できる。機材や食料品、バッグなどの積載を想定しており、移動手段にとどまらない小型ユーティリティ車両としての活用も見込む。

接続機能も備えた。Appleの「探す」に対応した位置追跡機能のほか、無線によるソフトウェア更新をサポートする。さらに、GPS追跡、自動ロック・アンロック機能「Airlock」、ナビゲーション、ファミリー共有はサブスクリプション型サービスとして提供する。

車体は実用性を優先して設計した。重量は33kgで、軽量モデルと比べると重いものの、積載性と安定性を重視した仕様だ。オプションで後席とフットレストを追加すれば、2人乗りにも対応するとしている。

価格は1699ドル。SegwayはMUXIを通じて、スクーター中心だったラインアップを電動自転車や小型電動モビリティへ広げる狙いだ。

業界では、MUXIについて、電動自転車、カーゴバイク、軽量電動モペッドの特徴を併せ持つハイブリッドモデルとみる声がある。短距離移動市場の競争が激しくなる中、積載性と実用性を打ち出した差別化戦略がどのような成果につながるかが注目される。

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