写真=11st。4月14日にソウル市中区の延世セブランスビルで開かれたグローバルビジネス事業説明会で、11stのシン・ヒョノ戦略グループ長がJD.comと共同で進める中国向け越境販売の事業モデルと支援策を説明した

11stは4月14日、JD.comの越境ECプラットフォーム「JD Worldwide」内に中国向けの専門館を6月中旬に開設し、11stに出店する企業の商品販売を始めると発表した。

出店企業の負担を抑えた運営を打ち出す。配送やマーケティングなどの初期負担を軽減し、中国市場へ参入しやすい仕組みを整えるとしている。

中国の消費者から注文が入った場合、出店企業は対象商品を11stの物流センターに納品すればよい。11stが商品を買い取ったうえで、海上輸送、通関、中国国内配送、顧客対応、マーケティング、税務処理までを一括して担う。これらのサービスは追加費用なしで提供し、出店企業は物流費や手数料、税金に関する煩雑な計算や手続きを負わず、商品競争力の強化に集中できるとしている。

出店企業が担当MDと合意した供給価格と販売価格の範囲に合わせて、出店者向け管理サイト「11st Seller Office」に商品を登録すると、API連携を通じてJD Worldwide内の11st専門館に自動で表示される。11st専門館は、Amazon、Walmart、Rakutenなど世界のEC事業者と並び、JD Worldwideのメイン画面に配置される予定だ。

また11stは、中国子会社の延吉11stを通じて、現地消費者の分析や広告・販促企画、顧客対応など運営全般を支援する。集客と売上の拡大を後押しする考えだ。6月中旬のサービス開始直後には、JD.comの年間大型商戦の一つ「618プロモーション」に参加し、販売拡大を支援する。今後は11月の「独身の日」など主要商戦への参加も予定している。

11stはすでに中国市場への進出を希望する企業の募集を始めた。4月14日にはソウル市中区の延世セブランスビルでグローバルビジネス事業説明会を開き、約170ブランドを対象に中国向け越境販売の事業モデルと支援策を紹介した。

11stのシン・ヒョノ戦略グループ長は、「中国EC市場で売上高首位のJD.comとの緊密な協力を通じ、出店企業の運営負担を最小限に抑えた越境販売サービスを提供し、中国市場進出のハードルを下げていく」と述べた。そのうえで、「単なる出店支援にとどまらず、グローバル市場での成長を支えるパートナーを目指す」と話した。

キーワード

#11st #JD.com #JD Worldwide #越境EC #中国市場 #出店支援
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.