XRPが、月足で9年にわたって形成してきた上昇三角形の収束局面に入ったとの見方が出ている。長期抵抗線を明確に上抜ければ、大幅上昇につながる可能性があるという。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、市場アナリストのアリ・マルティネズ氏は13日、XRPが長期の上昇三角形の中で推移しており、次のブレイクで新たな高値を試す可能性があると分析した。
同氏によれば、XRPは2017年以降、上値を抵抗線に抑えられる一方、下値は徐々に切り上がる展開を続けてきた。足元の焦点は、この長期抵抗線を突破できるかどうかにある。
XRPは2025年7月に3.66ドルまで上昇し、三角形の上限を一時的に上抜けたものの、上昇は定着せず3.02ドルまで反落した。さらに8月にも戻りを試したが、3.38ドルで再び押し戻された。
その後は直近8カ月にわたり下落基調が続いた。ただ、この調整はXRP固有の動きではなく、同じ期間にビットコインも高値から43%超下落しており、市場全体の弱含みが影響したとみられている。
マルティネズ氏は、今回も2017年以降に繰り返されてきたパターンをたどる可能性が高いとみている。上値抵抗線で反落した後、三角形下限に沿った支持線まで下押すシナリオだ。
その下値の目安として挙げたのが、0.75〜0.80ドルの長期支持帯だ。現在値1.33ドルを基準にすると、それぞれ約43.6%安、約39.8%安の水準となる。
同氏はこのゾーンを中長期の押し目買い候補と位置付け、次の強気相場に向けた調整局面になり得るとみている。
具体的には、0.75ドル近辺の下値トレンドラインを再確認した後、XRPが反発し、三角形の上限に近い3.30ドルまで戻す可能性があると予想した。これは現在値から約150%の上昇、0.75ドルからでは約344%の上昇に当たる。
市場では、9年続いたパターンの値幅が徐々に縮小し、ブレイクのタイミングが近づいている点にも関心が集まっている。マルティネズ氏は、次に抵抗線を試す局面で上抜けが確認されれば、XRPが大きな上昇局面に入る可能性があるとみている。
同氏がチャート上で示した最終目標は8.50ドルだ。現在値比では約539%高く、0.75ドルとの比較では約11.3倍の水準となる。
長期のもみ合いを経て上放れが実現すれば、大幅なラリーにつながる可能性があるという見立てだ。
こうした強気シナリオは、他のアナリストにもみられる。Dark Defenderもエリオット波動の形成を根拠に、XRPの目標価格を近い水準に設定している。
もっとも、この見方は上昇三角形のパターンが維持されることと、最終的に長期抵抗線を突破することが前提となる。短期的に追加調整が入る可能性は残っており、市場は0.75〜0.80ドルの支持帯を維持できるか、その後に反発へ転じるかを注視している。