Woori Bankは4月13日、ソウル市中区の本店でKim & Chang、Samil PwCと、企業承継分野での協力に関する業務協約(MOU)を締結したと発表した。金融・法務・税務を横断する統合支援体制を整え、企業ごとの状況に応じた承継戦略の立案と実行支援を進める。
今回の協約は、企業承継の過程で生じる複合的な課題に、各分野の専門性を持つ3者が連携して対応することを目的とする。単発の助言にとどまらず、実行段階まで見据えた承継戦略を共同で設計する考えだ。
3者は今後、企業承継に関する法務・税務アドバイスの提供に加え、企業向け教育・セミナーの共同実施、制度や市場の発展に向けた研究、情報交流などに取り組む。
とりわけ、企業承継のあり方が子への承継を中心とした形から、第三者への売却(M&A)を含む「市場型承継」へと広がっている流れを踏まえ、企業ごとに最適な承継スキームの設計と実行支援を強化する方針だ。
Woori Bankは、企業承継について、単なる経営権の移転ではなく、蓄積された技術や雇用、企業価値を次世代へ安定的に引き継ぐプロセスだと説明した。今回の協業モデルについては、企業の継続性と競争力を維持しながら、地域経済基盤や雇用の安定にも資する金融モデルとして定着することを期待しているとした。
チョン・ジンワン頭取は「企業承継は単なる持分移転ではなく、企業の未来を設計する過程だ」と述べた。その上で「金融に加え、法務・税務まで含めた協業モデルを通じて、顧客ごとの状況に応じた承継ソリューションを提供し、企業が安定的に次世代へ引き継がれるよう支援していく」と語った。