Kakaoは13日、KakaoTalkのアップデートを実施し、ファミリーアカウントを通じた子ども保護機能を拡充した。あわせて、チャットの整理機能、AIによる会話要約「カナナ」、プロフィール表示、ミニ絵文字なども見直し、利便性を高めた。
今回の更新の柱は、ファミリーアカウントを軸にした子ども保護機能の強化だ。ファミリーアカウントの代表者は、19歳未満の子どもを対象に、ショートフォームとオープンチャットの利用範囲を直接管理できるようになった。
利用にあたっては、保護者が子どもを保護対象として招待し、子どもが承諾すれば機能が適用される。従来必要だったカスタマーセンターへの申請、家族関係証明書の提出、本人確認などを経ず、その場で設定できるようにした。
設定項目も細かくした。ショートフォームは利用可否に加え、コメント投稿や検索の可否も指定できる。オープンチャットでは、ルームの作成や新規参加も管理対象に加えた。
子どもが特定のオープンチャットルームへの参加を希望する場合、保護者が承認または拒否できる仕組みにも対応した。子ども側も保護者の設定内容を確認できる。なお、19歳未満でも保護者の同意なしにファミリーアカウントとの連携を解除でき、19歳になると子ども保護機能は自動で解除される。
利便性の面では、チャットルームフォルダの管理機能を改善した。「全体」タブを除く各フォルダは長押しで並べ替えられるようになり、同じ画面から削除もできる。作成できるチャットルームフォルダは最大10個だ。
未読メッセージの処理も見直した。AIベースの会話要約サービス「カナナ」では、未読フォルダにたまったメッセージを要約できるが、今回の更新で要約カードに「既読処理」ボタンを追加した。要約を確認した後、そのまま未読メッセージをまとめて整理できる。
要約カードのデザインも改良し、会話の参加者と、すでに確認済みの要約かどうかをカード上で判別できるようにした。
プロフィール表示も刷新した。更新後は、友だちのプロフィール写真や投稿、プロフィールの更新内容をカード形式で続けて閲覧できる。ミニ絵文字は最大100個まで無料でダウンロードでき、有料サブスクリプション「絵文字プラス」の利用者は無制限で使える。
今回の更新は、KakaoTalk内で増えた会話やコンテンツを整理しやすくするとともに、家族単位で利用環境を管理しやすくする狙いがある。一般ユーザーにとってはフォルダ管理と未読整理、保護者にとってはショートフォームとオープンチャットの管理機能が主な変更点となる。
子ども保護機能は「もっと見る」タブの「設定」→「ファミリーアカウント」→「子ども保護」から、カナナの会話要約は「もっと見る」タブの「設定」→「カナナ」から有効にできる。