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主要なXRP連動の現物ETF・ETPが直近の取引でそろって上昇した。値上がり幅は小幅にとどまったものの、現物商品とレバレッジ商品がそろって上昇し、XRP関連商品の底堅さを示した。一方で出来高は低く、資金流入の広がりにはなお限界がある。

4月11日付のThe Crypto Basicによると、オンチェーン分析のSoSoValueとCoinGlassの集計では、主要なXRP関連商品は総じて同じ方向に動いた。BitwiseのXRP現物ETF「XRP」は前日比0.46%高の15.25ドル、CanaryのXRP現物ETF「XRPC」は0.62%高の14.50ドルだった。

他の現物商品もおおむね上昇した。Franklinの「EZRP」は0.47%高の14.81ドル、21SharesのXRP ETF「TOXR」は0.45%高の13.28ドル、GrayscaleのXRP現物トラスト「GXRP」は0.69%高の26.44ドルで引けた。REX-OspreyのXRP現物ETF「XRPR」は0.71%高の11.17ドルと、相対的に強い値動きとなった。

レバレッジ商品も上昇した。Teucriumの2倍ロング・デイリーXRP ETF「XXRP」は1.29%高の3.92ドル、Volatility Shares Trustの「XRPI」は0.50%高の7.69ドルだった。こうした動きは、規制の枠内でXRPへの投資エクスポージャーを取り込みたい需要の強さをうかがわせる。

もっとも、出来高はなお低水準にとどまった。CoinGlassによると、XRP現物ETFの1日当たりの合計出来高は1000万ドルを下回り、実際の合計は765万ドルだった。同期間のBlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)単体の出来高3480万ドルと比べると、小規模にとどまる。

市場では、価格上昇にもかかわらず出来高が伸びない局面は、静かな買い集め局面と受け止められることがある。大口投資家が相場を過度に刺激せず、ポジションを積み上げている可能性があるとの見方だ。こうした傾向が続けば、より幅広い資金流入に先立つ初期段階と解釈される余地もある。

今後の焦点は、XRP現物ETFの上昇が出来高の拡大を伴わないまま続くかどうか、そして足元の限定的な取引が実際の資金流入増加につながるかどうかにある。足元では価格がそろって上昇した一方、市場の厚みはビットコイン現物ETFに比べてなお小さい。

今回の値動きは、XRP連動の上場投資商品が全般に同じ方向へ動いた点で注目される。ただ、価格の上昇に比べて出来高は限られており、資金流入がどこまで続くかが次の焦点となりそうだ。

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