ビットコインが7万3000ドル台まで上昇し、相場の次の焦点は7万6000ドル突破に移っている。Cointelegraphは10日、大口投資家による取引所への入金減少や長期保有者の買い増し、大規模な現物買いを背景に、8万6000〜9万ドル帯を視野に入れる展開になりつつあると報じた。
ビットコインは週初めに7万2000ドル近辺を試した後、直近4日間は7万〜7万2000ドルのレンジで推移した。週の高値は7万3255ドル。3月と比べると、同じ主要価格帯でも値動きはより安定しているという。
テクニカル面でも下支えを示すシグナルが出ている。30日出来高加重平均価格(VWAP)と50日移動平均線が足元の価格水準の下側で収束し、サポートを形成している。7万6000ドルは、64日間続いたレンジ相場の上限であると同時に、過去の12万6000ドル近辺の高値以降に引かれる下降トレンドラインと重なる水準だ。このラインを明確に上抜ければ、ここ数カ月にわたり上値を抑えてきた抵抗の弱まりにつながる可能性がある。
オンチェーン指標では、8万ドル前後が主要な上値抵抗として意識されている。Glassnodeは、実現時価総額ベースの市場平均取得価格である7万8000ドルと、短期保有者の平均取得価格である8万ドルの間を主な抵抗帯とみている。一方、7万2000〜8万2000ドルには、売り圧力が比較的薄い区間も確認されたという。
もっとも、8万2000〜8万5000ドルは再び上値の重いゾーンとされる。この価格帯では130万BTC超が買われたと集計されている。取得価格分布のヒートマップでも、7万8000〜8万4000ドルにかけて明確な買い集積帯が確認された。
予測市場Polymarketのセンチメントも強気に傾いている。4月中にビットコインが8万ドルに到達する確率は26%と、24時間前から5ポイント上昇した。7万5000ドル到達の確率は76%とさらに高い。一方、6万5000ドルまで下落する確率はこれまでより低下した。