写真=Dysonの携帯ファン「HushJet Mini Cool」

Dysonは、同社初の携帯ファン「HushJet Mini Cool」を発表した。ブレードレス設計の小型モデルで、最大6時間の連続使用に対応する。価格は99ドル(約1万4850円)で、今月末にDysonの公式WebサイトとDyson Demo Storeで発売する予定だ。

TechRadarが4月8日付で報じた。新製品は室内での卓上利用に加え、公共交通機関での移動中や屋外での使用も想定して設計した。

本体の特徴は、超小型のブレードレス構造と携帯性にある。重量は212g。風量は5段階で調整でき、急速に冷やしたい場面向けにブーストモードも備えた。

付属品は持ち運び用途を意識した構成とした。基本パッケージには、ハンズフリーで使える首掛け用のネックドック、充電スタンド、トラベルポーチ、USB-C充電ケーブルを同梱する。

別売アクセサリーとして、ベビーカーや運動器具などに固定できる汎用マウント、バッグのストラップやジャケットに装着できるクリップグリップも用意する。通勤時や屋外活動での利用も見込む。

静音性も差別化要素の一つだ。Dysonは「HushJetノズル」の採用により、耳につきやすい高周波ノイズを抑えたと説明している。

カラーはInk/Cobalt、Carnelian/Sky、Stone/Blushの3種類。機能性だけでなく、服装に合わせて選べるファッション性も訴求する。

今回の新製品投入は、パーソナル冷却機器市場で競争が強まる流れを映す動きでもある。「HushJet Mini Cool」は、Sharkが「ChillPill」を公開してから数週間後に登場した。

両製品とも充電式バッテリーを前提に、室内と移動中の利用を狙う点では共通するが、製品の方向性は異なる。

Sharkの「ChillPill」は、速乾性ミストの噴射機能と、脈を打つ部位に当てる冷却プレートを備える。一方、Dysonはこうした付加機能を省く代わりに、より軽量で価格も抑えた。

価格は「ChillPill」が149.99ドル、「HushJet Mini Cool」が99ドル。Dysonは機能の拡張よりも、携帯性と購入しやすさを重視した戦略を打ち出した格好だ。別売アクセサリーで設置や装着方法の幅を広げ、卓上用の小型ファンと携帯ファンの中間にある需要も取り込む考えとみられる。

Dyson Koreaによると、韓国では5月に発売する予定で、現地での販売価格は未定としている。

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