積載時の安定性と高い拡張性を重視した「Unity」。写真=Kona

Konaは、バイクパッキング向けの新型バイク「Unity」を発表した。マウンテンバイクとグラベルバイクの要素を取り入れつつ、長距離の積載走行に対応する設計が特徴だ。積載時の安定性と高い拡張性を前面に打ち出したモデルとして展開する。

モビリティメディア『BikeBiz』が9日(現地時間)に報じた。Unityは、多様な路面環境や積載条件を想定して設計した多目的バイク。Konaは「究極の実用自転車」と位置付け、荷物を積んだ状態でも安定して走れるよう車体構造を最適化したとしている。

車体設計では、積載走行を重視した。大径タイヤやミックスホイール構成に対応し、重心をコントロールしやすい仕様とした。後輪側の剛性を高めるとともに、リアラックやシートバッグの装着スペースも確保し、長距離走行時の安定性向上を図った。

ジオメトリも、荷物を積んだ状態での走行を前提に見直した。フォークオフセットやハンドリング特性を調整し、積載時でも扱いやすい操縦性を維持できるようにしたという。前部には一体型のフロントラックを備え、フレームバッグを装着しやすいようフロントトライアングルも拡大した。

差別化要素として掲げるのが、フレームに直接固定するフロントラックだ。ラックをハンドルではなくフレーム側に固定することで、荷重が操舵に与える影響を抑えた。Konaは、前方に1週間分の装備を積んだ場合でも、安定したハンドリングを維持できるとしている。

拡張性の高さも特徴の一つだ。市販のサードパーティー製フロントキャリアやリアキャリアとの互換性を持たせ、多様な積載スタイルに対応する。トップチューブ、ダウンチューブ、フォーク、ステーには複数のマウントを配置し、ボトルケージやカーゴケージ、工具キャリアなどを装着できるようにした。

駆動系と後部構造も実用性を意識した。SRAM T-TypeとUDHに対応し、スライディングドロップアウトによりホイール位置の調整が可能。用途に応じてシングルスピード仕様にも対応する。オフセットステーは、タイヤとラックの干渉を抑える設計とした。

積載スペースの確保にも配慮した。フロントトライアングルを大きく設計することで、フレームバッグの装着面積を最大化。水や工具、食料など、長距離走行で必要となる装備を効率よく積めるようにした。

価格は2699ドル。Konaは、山岳地帯の横断からオフグリッドでの長距離走行までを想定したモデルとしてUnityを展開し、バイクパッキング市場向けの戦略モデルに位置付けている。

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