写真=Younglimwon SoftLab

Younglimwon SoftLabは4月9日、感染管理向け医療用品を手掛けるKM HealthcareのERP導入を完了したと発表した。物流、会計、生産の各システムをYounglimwon SoftLabの「K-System Ace」で統合し、海外委託生産管理から製造原価計算まで、全社横断のデータ連携を実現した。

今回のプロジェクトでは、これまで個別に運用していた物流、会計、生産システムを統合した。ミャンマーの海外工場と国内の生産・物流を含む複合的なサプライチェーンを踏まえ、データを分断なくつなぐ統合運用環境を整備したとしている。

プロジェクトは2025年6月に着手し、2026年1月の本稼働まで約9カ月かけて進めた。計画、構築、安定化の3段階で推進した。

導入にあたっては、品目情報の管理体制を整備したほか、受注から出荷までの連携プロセスを改善。さらに、倉庫管理システム(WMS)との連携、供給計画の自動化、海外委託生産管理、部品表(BOM)に基づく製造原価の自動計算、費用伝票処理の自動化などを進め、全社の主要業務プロセスを見直した。

これによりKM Healthcareは、在庫、原価、売上、供給計画を単一のデータ基盤で管理できるようになり、需要変動にも迅速に対応できる運用体制を整えた。

KM Healthcareの関係者は「今回のプロジェクトは、単なるシステム構築にとどまらず、サプライチェーンと経営データを一体化し、意思決定の仕組みを見直す契機になった」とコメントした。「今後もERPを基盤に、データ中心の運用体制を継続的に高度化していく計画だ」としている。

Younglimwon SoftLabのパク・ユンギョン副社長は「複雑な医療機器産業のサプライチェーン構造を踏まえ、物流・生産・会計にまたがる業務フローを統合した事例だ」と述べた。その上で「産業特性を踏まえたERP高度化を通じて、顧客企業の業務運用全般で実効性のある変革を支援していく」とした。

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