写真家のセバスチャン・レイ氏が、3Dプリンターで製作できるフィルムカメラの情報を集約したWebサイト「printed.analog camera.space」を公開した。設計データが公開されている各種モデルを一覧で確認でき、レンズ規格や対応フィルム規格、価格などの比較にも対応する。
Gigazineが8日(現地時間)に報じた。
同サイトは、複数のプラットフォームに分散している自作フィルムカメラのプロジェクトをまとめて閲覧できるようにしたものだ。トップページには3Dプリンターで製作可能なカメラが一覧表示され、各モデルを選ぶと設計データの配布ページへ遷移できる。
掲載ページには、各カメラの外観画像、名称、簡単な説明、関連リンクを収録。あわせて、レンズ規格、対応フィルム規格、発表年、価格を確認でき、無料か有料かも区別して表示する。
単なるリンク集ではなく、比較のしやすさを重視している点も特徴だ。設計データの有無に加え、レンズ規格やフィルム規格を横断的に見比べられるため、製作前の候補選びに役立つとしている。発表時期や費用も併記し、初心者から愛好家まで使いやすい構成とした。
関心のあるカメラを選べば、そのまま設計データの配布ページへ遷移できる。個々の制作者が各種プラットフォームで公開しているデータを、1カ所から探せるようにした点が同サイトの強みだ。
レイ氏はこのほかにも、アナログ写真関連の情報を整理したプロジェクトを運営している。販売中のフィルムをまとめた「analog film space」や、市販のフィルムカメラを紹介する「new analog camera space」などがある。
これらのプラットフォームはいずれも、分散した情報をテーマごとに再構成して提供することを狙う。「printed.analog camera.space」はその一環として、3Dプリントによるフィルムカメラ製作に関する情報を探しやすく整理したサイトといえる。