写真=Polygon

Polygon Labsが、ステーブルコイン決済事業向けに最大1億ドル(約150億円)を調達する方向で投資家と協議している。The Informationが8日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

報道によると、同社は新たに立ち上げる決済事業の持ち分を売却する形で、5000万〜1億ドル(約75億〜150億円)の資金調達を検討している。Polygonはこれまで、Polygonトークンの売却を通じて資金を調達してきたが、トークン価格は2年前に比べて90%下落したという。

新事業では、取引手数料による収益化を進めるとともに、Polygonブロックチェーン上の取引量拡大を狙う。

競合先としては、Stripe、Coinbase、Zero Hash、Conduit、Mastercard傘下のBVNKなどが想定される。Polygon Labsは2025年9月、Stripeで暗号資産部門を率いたジョン・イーガン氏を最高製品責任者(CPO)に起用している。

決済事業の基盤整備の一環として、Polygon Labsは1月にCoinmeとSequenceを合計2億5000万ドル(約375億円)で買収した。Coinmeは法定通貨と暗号資産の交換サービス、Sequenceは暗号資産ウォレットを手がける。2社の買収により、Polygon Labsは外部事業者に依存せず、自社で決済処理サービスを提供できる体制を整えたとしている。

The Informationによると、暗号資産市場の低迷がこの6カ月続くなか、決済やフィンテック分野への展開を模索する暗号資産企業が増えている。既存の金融会社も暗号資産決済サービスの拡充を急いでいる。Mastercardは先月、BVNKを最大18億ドル(約2700億円)で買収すると発表した。2026年1〜3月の決済関連ディールは、暗号資産分野の資金調達全体の16.4%を占め、M&A金額ベースでは66%に達したという。

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