写真=Specialized「Vado 3」

米自転車メーカーのSpecializedは、都市型e-bikeの新モデル「Vado 3」と「Vado 3 EVO」を発表した。eMTBで培った駆動技術を市街地向けモデルに展開し、通勤向けラインアップを強化する。

米メディアElectrekが4月7日(現地時間)に報じた。新モデルには、新モーター「Specialized 3.1」を搭載する。eMTBラインアップ「Levo」のプラットフォーム技術をベースとし、最大810Wのピーク出力と105Nmの最大トルクを実現した。外観は従来のVadoシリーズを踏襲しつつ、駆動系は大幅に刷新した。

市街地走行での加速性能も訴求する。Specializedによると、0~25km/hまでの加速は約3秒。信号待ちからの再発進を繰り返す都市部でも、高い応答性を発揮するという。

バッテリー容量は両モデルとも840Wh。条件によっては最大5時間の走行が可能で、280Whのレンジエクステンダーを追加すれば航続性能をさらに高められる。出力や消費電力は、「MicroTune」と「Smart Control」によって細かく調整できる。

グレード構成も特徴の1つだ。Vado 3とVado 3 EVOは、全グレードで同一のモーターとバッテリーを採用。性能差ではなく、ライディングスタイルに応じてモデルを選べる構成とした。

Vado 3は、都市通勤での使い勝手を重視した仕様とした。90mmのフロントサスペンションに加え、29インチの前輪、27.5インチの後輪、2.3インチのツーリングタイヤを採用する。

一方、Vado 3 EVOは、120mmのサスペンションフォークと2.6インチのオールテレーンタイヤ、前後27.5インチホイールを備える。荒れた舗装路や砂利道など、軽度のオフロード走行も想定する。

利便性とセキュリティ機能も強化した。2.2インチの「MasterMind C4」タッチディスプレイを搭載し、走行情報の表示やBluetooth連携に対応する。Quad Lockマウントを備え、スマートフォンのワイヤレス充電も可能だ。

このほか、最大805ルーメンの一体型ライトを搭載。ABUSと協業したデジタル式のキーレスホイールロックも採用し、電源を切ると自動で施錠される。Appleの「Find My」にも対応し、盗難時の追跡も可能としている。

価格は「Vado 3 EVO 4.0」が4500ドル(約67万5000円)から。上位グレードは7000ドル(約105万円)に達する。Electrekは、高性能技術を日常用途の自転車に広げる戦略を打ち出した一方で、価格帯は引き続きプレミアム領域にあるとみている。

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