Brazeは4月8日、韓国市場での投資拡大策として、韓国データセンターの開設とKakaoTalkメッセージングチャネルへの対応開始を発表した。韓国企業がデータ主権や規制要件に対応しながら、KakaoTalkを活用したパーソナライズ施策を展開できる環境を整える。
韓国データセンターはAmazon Web Services(AWS)基盤で運用する。これにより、韓国企業は顧客データを韓国内で安全に保管・活用できるようになるとしている。
BrazeのAPAC担当副社長、シャヒド・ニザミ氏は「韓国企業はこれまで、ローカル要件への対応とグローバルプラットフォーム基盤の両立を求めてきた」と説明した。その上で、「今回の韓国データセンター開設とKakaoTalk対応により、データを韓国内に安全に保管しつつ、複数チャネルを横断した高度な顧客体験を提供する基盤を整えた」と述べた。
KakaoTalkメッセージングチャネルへの対応開始により、企業はBrazeを通じて、韓国内で約4,900万人のユーザーと直接コミュニケーションできるようになった。
Brazeは、今回の対応によって、チャネル運用の簡素化とノーコードによるメッセージ作成機能を通じた迅速なキャンペーン展開が可能になるとしている。また、豊富な顧客データとリアルタイムの反応指標を活用し、パーソナライズされたターゲティング配信によってエンゲージメントやコンバージョン率の向上も見込めるという。さらに、KakaoTalkと他チャネルを組み合わせた統合的な顧客体験の設計により、マーケティング効率の改善にもつながるとしている。
KakaoのADドメイン成果リーダー、チョン・ヒョンス氏は「BrazeプラットフォームとKakaoTalkビジネスメッセージの統合により、ブランドの顧客エンゲージメント強化につながることを期待している」とコメントした。「今後も多様なパートナーと連携し、ユーザーと企業をつなぐ効果的なコミュニケーション基盤を継続的に構築していく」としている。