ITCENINFOUは4月1日、「Databricks AI Day Seoul 2026」にパートナーとして参加し、AIエージェント基盤「BXG」を披露した。生成AI導入時の課題とされる幻覚や高コストへの対応策として、オントロジーやMCP(Model Context Protocol)の採用を前面に打ち出した。
BXGは、Databricksのプラットフォームを基盤に構築したオントロジー中心のインテリジェントエージェント基盤。自然言語で入力した質問を分析コードに自動変換する「Genie」エンジンを組み合わせ、企業データの活用を支援する。
特徴は、データ間の意味や文脈を定義するオントロジーを取り入れた点にある。これにより、生成AIが企業内データを文脈に沿って理解しやすくし、回答精度の向上を図るとしている。
また、AIモデルと外部ツールの間で文脈情報をやり取りする通信規格MCPを採用し、拡張性も高めた。ユーザーが自然言語で質問すると、BXGエージェントが最適な回答を提示するほか、業務ごとの連関を可視化するチャートを動的に生成し、迅速な意思決定を支援するという。
イ・ジョンボク代表は「今回のカンファレンスでBXGの技術力を確認してもらえた。企業が生成AI導入で直面する現実的な課題に対する有力な解決策になる」と述べた。その上で、「Databricksとの協業を基盤に、オントロジーやMCPなどの最新技術を取り込んだソリューションの高度化を継続し、顧客企業がデータを強力なビジネス資産へ転換できるよう支援していく」と語った。
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