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XRPが数カ月にわたり1.3ドル前後のレンジ内で推移する中、XRPの相場分析で知られるChartNerdが、0.7~0.8ドルまで下落する可能性があるとの見方を維持した。保有者の含み損拡大を示す指標が出る一方で、オンチェーンデータからは押し目買いの機会を示唆する声も出ている。

ブロックチェーンメディアThe Crypto Basicによると、ChartNerdは7日(現地時間)、X(旧Twitter)への投稿で、XRPが0.7~0.8ドル水準まで調整するシナリオを改めて示した。同時に、自身としてはこの予想が外れる方が望ましいとも付け加えた。

ChartNerdは、こうした下値目標を示すのは不安をあおるためではなく、あらゆる値動きに備えるためだと説明した。XRPは自身にとって最大の保有資産であり、仮にその水準まで下落すれば買い増しの機会になり得るとした。

一方で、価格が上昇して強気トレンドが鮮明になれば、それはそれで保有資産の価値上昇につながるとして、いずれの展開でも対応可能だとの見方を示した。

XRPの上値の重さについては、ChartNerdが3月時点の分析で、強気転換には1.8ドル、2ドル、2.4ドルの各抵抗帯を上抜ける必要があると指摘していた。これらの水準を回復できない限り、0.8ドル近辺まで追加調整する可能性は残るとしている。

実際、足元の値動きは狭いレンジにとどまっている。XRPは2月第1週に1.13ドルまで下落した後、第2週には1.66ドル近辺まで反発したが、その後は1.66ドルを上抜けられず、1.13ドルも下回らないまま、おおむね1.3ドル前後での推移が続いている。

こうした横ばい相場が長引く中、保有者の負担増を示すデータも出ている。平均的なXRP保有者は約41%の含み損を抱えていると推定され、MVRVはFTX破綻時のような市場ストレス局面でみられた水準にあるという。

また、流通量の過半が取得価格を下回る、いわゆる含み損の状態にあり、ここ数カ月は実現損失も続いているとされる。

もっとも、オンチェーン指標は別の見方も示している。MVRVが大きくマイナス圏に沈んだ局面は、過去には売り圧力が弱まり始めたタイミングと重なる傾向があり、一部の分析者はこれを「opportunity zone」と位置付けている。

XRPが主要な上値抵抗を回復できず、0.7~0.8ドルの下値シナリオに向かうのか、それとも売り圧力の一巡を示すシグナルの中で底固めに入るのか。当面は主要価格帯での値動きが焦点となりそうだ。

ChartNerdは投稿で、「XRPの0.80ドル/0.70ドルという予想が外れても構わない。XRPは自分にとって最大の保有資産であり、価値が上がる方が望ましい。低い目標を示すのは脅かすためではなく、情報を共有するためだ。そこまで下がれば機会になり、下がらなければ上昇するだけだ」と述べた。

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