Kraftonは4月8日、子会社Overdareがゲーム制作基盤「Overdare Studio」にAIエージェント機能「Studio Agent」を搭載したと発表した。クリエイターは自然言語で指示を出すだけで、エディターの操作やゲーム実装を進められるという。
Studio Agentは、クリエイターがチャットで入力した指示をAIが解釈し、ゲームエディターを操作して制作作業を支援する機能。利用者は自然言語による指示を通じて、ゲーム制作を進められる。
AIエージェントはエディターと連携し、オブジェクトの生成・編集やスクリプトの適用を行う。クリエイターは生成結果を確認しながら追加の指示を出し、作業を継続できる。
成果物はエディター上でリアルタイムに確認できる。オブジェクトの位置調整や数値の修正は手動でも編集可能だ。あわせて、アバター衣装のテクスチャを自動生成する「AI Costume」機能も公開した。
基盤には独自にカスタマイズしたUnreal Engine 5を採用した。AIがエンジンを操作するためのLuaスクリプトを自動生成して適用することで、クリエイターはエンジン構造やプログラミングの知識がなくてもゲームを制作できるとしている。
Overdareは今後、AIベースの制作機能をさらに高度化する方針だ。将来的には、アートアセットの配置やレベルデザインまでAIが担う方向で機能拡張を進める。関連機能は現在テスト運用中で、今後のサービス拡大は各種指標を踏まえて判断する。
Overdareの関係者は「AIエージェントによってゲーム制作プロセスを変革することが中核だ」とコメント。「アイデアを形にできる制作環境をさらに発展させていく」と述べた。