Tmap Mobilityは4月8日、車載ナビゲーションソリューション「Tmap Auto」の累計搭載車両数が100万台を突破したと発表した。完成車メーカー向けにナビソリューションの供給を始めてから14年が経過した。AIや各種アプリ、コンテンツを一体で提供する統合型インフォテインメント戦略が伸長を支えたとしている。
同社は2020年代に入り、ソフトウェア定義車両(SDV)の広がりを背景に、AIエージェントやアプリ、コンテンツを組み合わせた統合型インフォテインメント機能の拡充を進めてきた。バッテリー残量情報、リアルタイム交通データ、ADASマップを組み合わせたEV向け経路探索機能については、同社によると同社として初めて導入したという。
現在は、Volvo、Polestar、BMW、Mercedes-Benz、JLR、Maserati、Jeep、BYDを含む国内外20超の自動車ブランドに供給している。韓国市場ではRenaultとGMが全車種に採用しており、HyundaiとKiaも一部車種に搭載している。
今後は「Tmap Auto」をAIモビリティエージェントへと進化させる方針だ。年間40億件以上の移動・場所データをAIと組み合わせ、運転者の状況や意図を把握し、先回りして対応できる水準を目指す。
次世代3Dマッププラットフォームを基盤に、道路構造や車線、周辺環境を実景に近いかたちで表示し、ドライバーの状況認識を支援する。ADASの認識情報と組み合わせた車線単位の案内機能も強化する。
Tmap Mobilityのキム・ソヒ氏は、「Tmap Autoは、グローバルソリューションと比べても競争力のある差別化機能を備えており、自動車の中核プラットフォームとして定着していくと期待している」とコメントした。その上で、「今後も完成車ブランドと緊密に連携し、車両環境に最適化した統合型インフォテインメントサービスを高度化することで、走行体験をさらに高めていく」と述べた。