折りたたみiPhoneの発売が遅れる可能性が浮上し、Apple株は8日に4%下落した。Nikkei Asiaが7日(現地時間)、開発の遅れが発売計画に影響する可能性があると報じた。
報道によると、Appleは折りたたみiPhoneの開発過程で技術的な課題をなお抱えている。事情に詳しい関係者は、Appleとサプライチェーン各社が厳しい日程に合わせて作業を進めているものの、現行の対策だけでは問題を解決し切れておらず、なお時間を要するとの見方を示した。
折りたたみiPhoneは当初、2026年9月にiPhone 18と同時に投入されるとの見方があった。ただ、開発の遅れが長引けば、発売計画の見直しにつながる可能性がある。Appleは2020年以降、毎年9月の新製品イベントでiPhoneの4モデルを発表してきた。
Nikkei Asiaは、4月から5月初旬を量産入り前に技術課題を詰める重要な時期と位置付けた。Appleはこの件に関するCNBCの取材にコメントしなかった。
米スマートフォン市場でAppleの最大の競合とされるSamsung Electronicsは、2019年に初の折りたたみスマートフォンを投入した。iPhoneはAppleの業績を支える主力事業で、2026会計年度第1四半期の売上高は1438億ドル。このうち過半をiPhoneが占めた。
今回の発売遅れ観測は、足元で指摘されているメモリーチップ不足とは別の問題とされる。
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