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ミームコインのShiba Inu(SHIB)を巡り、Binanceのトップトレーダーのポジションが買いに傾いている。Binanceの「Top Trader Long/Short Ratio」によると、上位トレーダー口座におけるSHIBのロング比率は約68%に達した。価格は数年来の安値圏で推移しており、0.0000056ドルが重要な下値支持線として意識されている。

ブロックチェーン専門メディアのThe Crypto Basicが4月7日、こうした動きを報じた。Binanceのトップトレーダー指標では、SHIBに対する買いポジションの偏りが確認されたという。

15分足ベースのSHIBのロング/ショート比率は2.12。トップトレーダーの約68%がロング、32%がショートを保有しており、需給は買い優勢を示している。

出来高で世界最大級の暗号資産取引所であるBinanceにおいて、資金量の大きい口座が一方向に傾く動きは、市場参加者の注目を集めやすい。今回の数値も、SHIBを巡る短期的なセンチメントを測る材料の一つといえそうだ。

こうした動きは、足元の価格水準とも重なる。The Crypto Basicによると、SHIBは2025年5月の高値0.00001765ドルから足元では約0.00000585ドルまで下落し、下落率は約67%に達した。ここ数カ月は下落基調が続いており、価格は数年来の安値圏にある。

同メディアは、過去にも同水準で底打ちしたケースがあったと指摘した。ただし、これは「歴史が繰り返されるなら」という前提に立つシナリオにすぎない。SHIBがアキュムレーション局面に入れば反発につながる可能性はあるものの、不確実性はなお大きいとしている。

SHIBは、Ethereum(ETH)エコシステムを代表するミームコインの一つとされる。このため一部の大口トレーダーが、Ethereumの回復局面を見据え、SHIBを高ベータ銘柄として選好する可能性もある。ただし、この見方は投機色の強い戦略といえる。

短期的な焦点は、主要価格帯を維持できるかどうかだ。SHIBは足元で0.0000058ドル近辺で推移しており、0.0000056ドルが主要な支持線として意識されている。取引所からの純流出が拡大すれば、売り圧力の強まりではなく蓄積のシグナルと受け止められる可能性があり、上昇モメンタムの有無に関心が集まっている。

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