LG Electronicsは4月7日、2026年1〜3月期の暫定連結業績を発表した。売上高は23兆7330億ウォン(約2兆6106億円)で前年同期比4.4%増、営業利益は1兆6736億ウォン(約1841億円)で同32.9%増だった。売上高は1〜3月期として過去最高を更新した。
売上高は、生活家電など主力事業に加え、車載を中心とするB2B事業の伸びが寄与した。これにより、同社は1〜3月期の過去最高売上高を更新したとしている。
営業利益の拡大には、生産拠点の最適化に加え、関税リスクを見据えた先手の対応、全社的な原価構造の改善が寄与した。あわせて、プラットフォーム、サブスクリプション、オンライン販売といった高収益事業の成長も収益を押し上げた。
生活家電を担うHS(Home Appliance Solution)事業は、プレミアム帯と量販帯の双方を取り込みながら、オンライン販売と家電サブスクリプションの構成比を高め、成長を続けた。MS(Media Entertainment Solution)事業は運営効率化を継続し、前年同期比で収益性が改善。前四半期比では黒字に転換した。戦略事業として育成するwebOSプラットフォームも成長基調を維持している。
VS(Vehicle Solution)事業は、受注残高を背景に安定した売上成長を維持した。一方、ES(Eco Solution)事業は、中東での戦争など市場の不確実性の影響を受け、売上高、営業利益ともに前年同期を下回った。同社は今後、ヒートポンプなどエネルギー転換需要を取り込むとともに、液体冷却など次世代技術のラインアップ拡充を進め、AIデータセンター向け冷却ソリューション市場の開拓を強化する方針だ。