暗号資産「Shiba Inu(SHIB)」のイメージ写真=Shutterstock

Shiba Inu(SHIB)は6日、1カ月超にわたって上値を抑えてきた下落トレンドラインを日足で上抜けた。取引所からの純流出や出来高の増加も確認されており、短期的な地合い改善を示す動きとして注目されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、今回はテクニカル面での抵抗線突破と、オンチェーン上の資金流出が同時に確認された点が焦点だ。市場では、Shiba Inuが売り優勢の局面から持ち直し、上昇転換を探る展開に入ったとの見方が出ている。

下落トレンドラインは、2月14日に付けた場中高値0.00000725ドルを起点に形成された。その後は高値を切り下げる展開が続き、価格は主要な支持帯をたびたび試してきた。

このトレンドラインは、3月16日の0.00000644ドル、3月25日の0.00000628ドルでも上値抵抗として機能し、いずれも反発は続かなかった。

もっとも、前日にShiba Inuは一時0.00000579ドルまで下落した後、下げを取り戻し、0.00000600ドルで取引を終えた。日足終値で下落トレンドラインを明確に上回った形で、買い集めの動きが下支えしたとの見方もある。

テクニカル面では、50日移動平均線の0.00000591ドルも回復した。次の上値メドとしては、100日移動平均線が位置する0.00000673ドル前後が意識されている。

オンチェーンデータも強気材料を示した。CryptoQuantによると、直近24時間の取引所ネットフローはマイナス1333億3540万SHIBだった。

純流出は、取引所への入金を出金が上回ったことを示す。保有分が取引所外へ移されたことを意味し、投資家が売却よりも保有・蓄積を選好している可能性を示唆する。

出来高も直近24時間で41%増加した。現物・先物のテイカー動向では買いが売りをやや上回り、短期的には買い優勢のシグナルが出ている。

一方で、今回の上抜けが本格的なトレンド転換として定着するには、後続の買いが続き、100日移動平均線を安定的に上回る展開が必要となる。市場では、取引所からの純流出と出来高増を前向きに受け止める声がある半面、短期反発にとどまれば再びトレンドラインを下回る可能性もあるとして慎重な見方も残る。

今後の焦点は、テクニカル上の上放れが実際の需給改善につながるかどうかだ。蓄積傾向と買い優勢が続けば一段高の余地が広がる一方、出来高の鈍化や抵抗線の突破失敗となれば、ボラティリティの再拡大が意識されそうだ。

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