XRP(写真=Shutterstock)

XRPが、数カ月にわたって続く下落チャネルの上限付近まで戻している。直近24時間では2.34%上昇し、1.31ドル(約197円)前後で推移したが、相場の焦点は短期的な反発の強さではなく、日足ベースで意識されている上値抵抗を上抜けられるかどうかに移っている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが6日(現地時間)に報じた。XRPは週末に一時1.27ドル(約191円)まで下落した後、反発に転じ、安値からは5.51%戻した。ただ、2025年7月以降の大きな流れでは、依然として下落トレンドの範囲内にある。

2025年7月に付けた3.6ドル(約540円)から急落して以降、相場は高値・安値ともに切り下げる展開が続いてきた。現在値は当時の高値から63%安い水準にある。

市場アナリストのDonは、こうした値動きによって下落チャネルが形成されたと指摘した。下落チャネルは、上側の下降トレンドラインが抵抗線、下側が支持線として機能し、2本のラインが時間の経過とともに下向きに推移するのが特徴だという。

DonはSNSで「XRP Armyはどこだ」と投稿し、足元の価格がチャネル上限に接近したことで、上抜けへの期待が高まっているとの見方を示した。

もっとも、この上限では過去にも何度も上値を抑えられてきた。XRPは2025年9月に3.18ドル(約477円)、10月初旬に3.10ドル(約465円)まで上昇したほか、2026年1月には2.41ドル(約362円)、3月には1.6ドル(約240円)まで戻したが、いずれもチャネル上限のトレンドラインが抵抗として意識された。

このため、上限トレンドラインの明確な突破が確認されるまでは、トレンド転換を判断するのは難しいとの見方が強い。

Donは、ここから上抜けが実現すればモメンタムが強気に傾き、過去最高値の再試しも視野に入るとみている。中期目標として示したのは4.0685ドル(約610円)で、現在値からは203%の上昇余地がある計算だ。

さらにDonは、過去にも類似した下落チャネルを上抜けた後に上昇が続いた局面があったと付け加えた。XRPは2025年1月に3.4ドル(約510円)の高値を付けた後、数カ月にわたって下落チャネルを形成し、2025年7月の上抜け後には3.6ドルまで上昇したという。

足元のXRPは、なおチャネル上限近辺で推移している。上昇が続いて1.5ドル(約225円)を上回れば、上限トレンドラインを改めて試す展開となる可能性がある。

相場の方向感を左右する最大の焦点は、足元の戻りの大きさそのものではない。これまで繰り返し上値を抑えてきた抵抗線を明確に突破できるかどうかが、今後を占うポイントになりそうだ。

キーワード

#XRP #暗号資産 #テクニカル分析 #下落チャネル #価格動向
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.