XRPが節目の1.31ドルを一時割り込み、下値警戒感が強まっている。The Crypto Basicは3日(現地時間)、マクロ経済要因を背景に売り圧力が強まり、XRPが日中に1.281ドルまで下落して主要サポートを一時下抜けたと報じた。
市場の焦点となっているのは、0.618のフィボナッチ・リトレースメントに当たる1.31ドル水準だ。市場アナリストのCasiTradesは、XRPがいったん1.31ドルを下回った後に1.315ドルまで戻したものの、反発は力強さを欠いていると指摘した。
同氏は、時間足の相対力指数(RSI)が三角持ち合いを下放れたことを挙げ、足元では売りが優勢との見方を示した。価格の動きに対してRSIが強気シグナルを示しておらず、強気ダイバージェンスも確認できないため、下落モメンタムが続いているという。
下値の第1目標として示したのは1.05〜1.09ドルだ。上限の1.085ドルは0.786のフィボナッチ・リトレースメントに近く、より弱いシナリオでは1.05ドルまで下げる可能性があるとした。この下落は、調整局面におけるエリオット波動でウェーブ3を完了する過程になり得るとしている。
一方で、下落が一本調子で進むとは限らず、途中で戻りが入る可能性もあるという。1.05〜1.09ドルに達した後は、ウェーブ4に相当する反発局面となり、0.50のフィボナッチ水準である1.271ドルまで戻す可能性があるとみている。1.05ドルから1.271ドルまで上昇した場合、上昇率は約21%となる。
最終的な下値目標として同氏が挙げたのは、0.87ドルのマクロベースのサポート水準だ。これは0.854のフィボナッチ・リトレースメント帯と重なり、現在の水準からは約33%の下落に相当する。CasiTradesは、この価格帯を今回の下落局面における重要な調整ゾーンとしてこれまでも一貫して示してきたと説明した。
もっとも、短期的な下落シナリオとは別に、長期見通しについては強気の見方を維持している。XRPの長期目標については、6ドルでも保守的な水準だと言及したほか、別の分析では80ドルまで上昇する可能性があるとの見方も示した。別のアナリストであるEgrag Cryptoも、複数年にわたる三角持ち合いの上放れを根拠に、中長期目標として27ドルを提示している。