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Shiba Inu(SHIB)は相場全体の反発を受けて上昇したものの、先物市場では資金流出超の状態となり、短期の買い意欲の鈍さが意識されている。保有者数は過去最高を更新したが、足元の相場はなお方向感に乏しい。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が3日(現地時間)に伝えたところによると、SHIBの価格は24時間で2.37%上昇し、0.00000598ドルとなった。同期間の暗号資産市場全体の時価総額は0.18%増の2兆1300億ドル。ビットコインは6万6636ドル、イーサリアムは0.50%高の2061ドルだった。

CoinGlassのデータでは、SHIB先物への流入は621万ドル、流出は658万ドルで、流出が流入を上回った。これを受け、先物市場での純エクスポージャーは24時間で865%急減した。暗号資産市場全体では、同期間のロングポジションの清算額が1億4571万ドルに達しており、市場参加者が新規ポジションの積み増しよりも様子見を優先していることを示している。

価格面でも、買い需要の強まりはなお確認されていない。SHIBは2026年3月11日以降、0.00000562ドルから0.00000644ドルのレンジで推移しており、明確な上放れには至っていない。オンチェーン指標からも、個人投資家の間では方向感が見えるまで慎重姿勢を保つ動きがうかがえる。

競争環境も無視できない要因だ。SHIBは「2番目に大きいミームコイン」とされる一方、MemeCore・Mとの差は時価総額ベースで縮小している。記事によると、SHIBの時価総額は35億2000万ドルで市場全体26位、MemeCore・Mは33億8000万ドルで28位だった。

一方で、採用の広がりを示す指標は底堅い。Etherscanによると、SHIBのウォレット保有者数は156万人となり、過去最高を更新した。保有者の増加は長期的な関心の強さを示す材料といえるが、短期的にはデリバティブ市場への参加縮小が続いており、投資家心理の慎重さが際立っている。

長期の関心を示す保有者数の増加と、短期の弱気な先物動向が併存しているのが足元のSHIB相場の特徴だ。先物市場からの資金流出と買いの鈍さを踏まえると、当面は明確なトレンド形成よりもレンジ内での推移が続く可能性が高い。

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