ステーブルコインを活用した外貨交換と送金サービスを手がけるOpenFXは、9400万ドルを調達した。企業価値は約5億ドルとされ、調達資金は東南アジアと中南米での市場開拓に投じる。
ロイター通信によると、今回の資金調達ラウンドはAccel、Atomico、Lightspeed Faction、M13、Northzone、Panteraが主導した。
OpenFXは2024年設立。既存の銀行網とデジタルインフラをステーブルコインでつなぎ、リアルタイムの外貨交換を可能にする仕組みを提供している。
同社によると、プラットフォーム上の取引の98%超は60分以内に決済が完了する。従来の外国為替取引で一般的な2〜5営業日に比べ、処理時間を大幅に短縮できるという。
現在は米国、英国、アラブ首長国連邦(UAE)、インドで事業を展開している。年換算ベースの決済処理額は450億ドルと、1年前の40億ドルから大きく伸びた。フィンテック企業やネオバンク、送金サービス事業者、給与プラットフォームからの需要増が成長を後押ししたとしている。
同社は今回の調達資金を、ステーブルコインの採用が急速に広がる東南アジアと中南米での事業拡大に充てる計画だ。
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