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Rippleは、企業の財務部門が法定通貨とデジタル資産の流動性を単一プラットフォーム上でリアルタイムに管理できる「Ripple Treasury」を発表した。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが2日(現地時間、以下同)に報じた。ブラッド・ガーリングハウスCEOは、デジタル資産を既存の業務フローに組み込みやすい形で提供し、法定通貨口座とデジタル資産口座を別々に管理する非効率の解消に重点を置いたと説明した。

Rippleは今回、同プラットフォームに「Digital Asset Accounts(デジタル資産口座)」と「Unified Treasury(統合トレジャリー)」を追加したと発表した。企業向けトレジャリー管理システムにデジタル資産対応を直接組み込んだ初の事例だとしている。

これにより、CFOや財務チームは、銀行口座とカストディ事業者に分散している資金について、残高の確認や保有、受け取り、管理を単一画面で行えるようになる。

デジタル資産口座は、規制に準拠したデジタル資産口座をプラットフォーム上で作成・管理できる機能だ。XRPとRipple USD(RLUSD)の残高を現金残高と並べて表示し、取引後、数秒以内に更新されるレートを反映してリアルタイムの評価額を示す。小数点以下15桁の精度にも対応する。

統合トレジャリーでは、現金とデジタル資産のポジションを単一のダッシュボードでリアルタイムに表示する。利用者はRippleのClearConnectを通じて複数のカストディ事業者とAPI連携でき、設定作業は数分で完了するとしている。

Rippleは、今回の機能について、2025年の財務管理プラットフォームGTreasuryの買収を通じて蓄積したトレジャリー運用の知見を、デジタル資産領域に拡張したものだと説明した。正式リリース前には一部顧客がシステムをテストしたという。

また、Rippleは2026年に世界の金融分野の意思決定者1000人超を対象に実施した調査で、72%が競争力維持のためにデジタル資産ソリューションが必要だと回答したと明らかにした。今後は、国際送金や企業グループ内決済を支援する他製品との連携も拡大する方針だ。

今回の発表により、Rippleは決済、ステーブルコイン、カストディ連携をまたぐ企業向け金融インフラの拡充を進める姿勢を改めて示した。

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