XRPは3月も下落し、月足で6カ月連続のマイナスとなった。こうした中、暗号資産アナリストのEGRAG Cryptoは、下落トレンドがなお続いているとして慎重姿勢を維持し、月足終値で2ドルを回復できるかが相場転換の重要な分岐点になると指摘した。
ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が4月1日(現地時間)に報じたところによると、XRPは2026年3月に2.63%下落した。2025年10月以降の下落局面が続いており、年初来では約26%安となっている。
EGRAG Cryptoは、足元の値動きについても下落基調は崩れていないとの見方を示した。思惑で動くのではなく、明確なシグナルを待つべきだとし、XRPが2ドル近辺で推移していた局面でも、上放れの確認がない以上、上昇転換とは判断しなかったと説明している。
XRPは2026年初めに1.84ドルから反発し、2ドル台を回復した。1月6日には2.41ドルまで上昇し、1週間足らずで31%値を上げた。ただ、2025年12月以降に抵抗線へ転じた上昇トレンドラインを終値で上回れず、地合いの弱さも重なって再び下落基調に戻った。この結果、1月6日の高値からの下落率は45.6%に達した。
EGRAG Cryptoは、中長期的な底入れもまだ確認できていないとみている。直近の反発は一時的な戻りにすぎないと位置付けており、トレンド転換を確認するには月足終値で2ドルを回復することが必要だという。XRPは2月6日に1.1ドルまで下落し、今回の下落局面の安値を付けたが、この水準も底値と断定するには早いとした。別のアナリストであるCasiやChart Nerdも、XRPが1ドルを割り込み、0.7〜0.9ドルまで下落する可能性に言及している。
また、一部の個人投資家については、2.60ドル近辺で売却した後に市場心理の悪化を受け、より低い価格帯での買い直しをためらっていると指摘した。一方、自身は事前に立てた計画に沿って3ドルで保有分の一部を売却しており、価格がさらに下がれば買い増す方針だと明らかにした。上値目標は15ドル、27ドル、50ドル超を維持している。記事執筆時点の1.31ドル前後を基準にすると、それぞれ約1045%、1961%、3716%の上昇余地がある計算になる。
今後の焦点は、XRPが心理的な支持線と主要な抵抗帯でどのような値動きを示すかだ。底打ちが確認されないまま一時的な戻りにとどまれば下押し圧力は続く可能性がある。一方、月足終値で重要水準を回復できれば、弱気見通しの修正につながる可能性もある。