写真=Invent Partners

Invent Partnersは、リチウムイオン電池火災向け消火器「FO-LIA 8L」を発売する。製品は2026年3月に韓国消防産業技術院(KFI)の認証を取得しており、展示会での披露と海外企業との業務協約締結を通じて、海外市場開拓を本格化させる考えだ。

FO-LIA 8Lは、リチウムイオン電池火災の主因とされる「熱暴走(Thermal Runaway)」の初期段階で拡大を抑えることを狙った製品。粉末消火器では対応が難しかった連鎖的な発火を念頭に、高性能の冷却消火薬剤を採用した。炎を抑えるだけでなく、発火源の内部に薬剤を浸透させて温度を素早く下げ、再着火の抑制につなげる構造としている。

容量は8リットル。電気自動車のバッテリーパックや大型モバイルバッテリー、エネルギー貯蔵装置(ESS)など、小型消火器では対応が難しい環境での活用を想定する。

同社は3月31日から4月1日にかけて、ソウルのCOEXで開催された「2026 Korea Business Expo」に出展し、新製品を公開した。世界韓人貿易協会(OKTA)が主催した同イベントでは、複数の海外バイヤーがブースを訪れ、製品導入や協業に関する協議が行われたという。

Invent Partnersは、フィリピン、ベトナム、チェコなどの企業と、総額1億ドル(約150億円)規模の業務協約(MOU)を締結した。海外市場進出に向けた足掛かりと位置付けている。

同社関係者は「電気自動車や電動キックボード、スマート機器などでリチウム電池の利用が広がる中、最も重要なのは実証された安全性だ」と説明。「KFI認証によって性能と信頼性が公的に裏付けられた。今回のグローバルMOUを基盤に、海外市場でも本格的な成果につなげたい」と述べた。

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