科学技術情報通信部は4月2日、ベトナム・ハノイでベトナム科学技術省と「第10回韓国・ベトナム科学技術共同委員会」を開き、今後の科学技術協力の方針を協議した。
韓国とベトナムは1995年、政府間の科学技術協力協定を締結した。2002年以降は両国が交互に共同委員会を開催しており、今回が10回目となる。科学技術情報通信部によると、今回の会合は、2025年8月に両国首脳が合意した先端科学技術分野での協力強化を具体化する後続措置に当たる。
韓国側はク・ヒョクチェ科学技術情報通信部第1次官、ベトナム側はブ・ハイ・クァン科学技術省常任次官がそれぞれ首席代表を務め、両国の政府・研究機関関係者ら約20人が出席した。
会合では、両国の科学技術政策と協力の現状を共有したほか、今後の協力の方向性を盛り込む中長期の総合計画の策定方針や推進日程を協議した。あわせて、省庁横断の連携を基盤に、共同研究開発(R&D)、人材育成・交流、技術事業化を一体的に支援する包括的な協力体制を構築する方針でも一致した。
このほか科学技術情報通信部は、ベトナム在住の韓国人理工系教授や研究機関、専門機関の関係者らとの懇談会も開いた。現地で感じる科学技術・デジタル分野の発展状況を共有し、両国協力の推進方向について意見を交わした。両国の科学技術協力拠点である韓国・ベトナム科学技術研究院(VKIST)も訪問する予定だ。
ク・ヒョクチェ科学技術情報通信部第1次官は「今回の共同委員会が、将来の科学技術協力の方向性を共に議論し、両国の技術革新に向けた戦略的パートナーシップを築く転換点になることを期待している」と述べた。そのうえで「ベトナムの成長潜在力と韓国の技術力を結び付け、互恵的な科学技術協力モデルを共に作っていく」と語った。