XiaomiのEV「SU7」 写真=Xiaomi

XiaomiがEV販売体制の立て直しを進めている。テスラの中国販売組織を率いたコン・イェンシュアン氏を迎え、自動車販売の運営強化を図る。2026年のEV販売目標には55万台を掲げた。

EV専門メディアのElectrekは4月1日(現地時間)、Jiemianの報道を引用し、Xiaomiがコン氏を起用したと報じた。コン氏は3月上旬にXiaomiへ加わり、現在は業務の引き継ぎを進めているという。Xiaomi自動車部門の前任者、リ・シャオルイ氏の後任として着任した。

コン氏はテスラで華南地域を統括し、広州や深圳を中心に販売・サービス拠点の拡充を主導したほか、地方都市への展開も担った。2022~2023年にはテスラ中国の統括として、上海ギガファクトリーの主要な節目や新車発表関連業務にも関与した。2024年5月の管理職再編後は、上海地域の販売を担当していた。

Xiaomiではテスラ出身者の起用が相次いでいる。テスラ出身のイーソン氏(Eason)もXiaomiの戦略部門に加わり、レイ・ジュン最高経営責任者(CEO)を直接補佐している。業界では、この数カ月でテスラ幹部が複数Xiaomiへ移ったとの見方も出ている。

Xiaomiは2025年に41万台超を納車し、2026年2月には累計納車台数が60万台を突破した。2025年末以降に加わったテスラ出身の管理職は、業務プロセスやデータ活用、人員・在庫・店舗運営管理のノウハウを基に、販売現場の再整備を進めているという。

販売面でも成果が出始めている。Xiaomiは刷新したSU7で販売を押し上げ、改良版SU7は発売から34分で1万5000件超を受注、確定受注も3万件を上回った。次世代SU7は、航続距離902km、価格22万9900元を打ち出した。YU7 SUVは2026年1月、中国市場でTesla Model Yを上回る販売台数を記録したとの集計もある。

Xiaomiは2026年、SU7とYU7に加え、新たに4車種を投入する計画だ。高級仕様のSU7モデルに加え、長距離走行向けSUV2車種も含まれる見通し。さらに2027年を初の海外進出時期と位置付け、欧州を拠点に市場拡大へ乗り出すとみられる。

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