科学技術情報通信部の庁舎(写真=科学技術情報通信部)

科学技術情報通信部は2日、核融合分野で最大級の国際会議「第31回IAEA核融合エネルギー会議(FEC 2027)」を2027年10月にソウルで開催すると発表した。

同部は会議の開催に向け、国際原子力機関(IAEA)と協定を締結した。FECは「核融合オリンピック」とも呼ばれ、1961年から隔年で開催されている。核融合研究開発分野で最も権威ある国際会議の一つとされる。

FEC 2027には、約40カ国から政府関係者や核融合分野の専門家ら約1500人が参加する見通しだ。会議はIAEAが主催し、科学技術情報通信部が開催国政府として参画する。運営は韓国核融合エネルギー研究院が担う。

韓国は2010年にも第23回FECを大田で開催した実績がある。科学技術情報通信部は、超電導核融合研究装置「KSTAR」や国際熱核融合実験炉「ITER」を軸に核融合分野の国際協力を主導してきたことが、今回のソウル開催決定の背景になったとしている。

会議では、核融合研究の成果に加え、商用化戦略、国際協力、規制・標準化、民間投資、技術協力などを議論する予定だ。同部は、韓国の核融合研究の成果と技術力を国際社会に発信するとともに、国際協力や官民連携の拡大につなげたい考えだ。

同部は今後、関係省庁や核融合関連機関と連携し、FEC 2027の準備を本格化させる。組織委員会と事務局を設置したうえで、IAEAとの準備会合や現地視察などを通じ、段階的に準備を進める。

オ・デヒョン科学技術情報通信部未来戦略技術政策官は「FEC 2027の韓国開催は、韓国の核融合研究の力量と国際的地位を改めて示す機会になる」とコメント。「韓国が核融合分野の国際協力の中心国として、グローバルサプライチェーンの中核パートナーへ飛躍する契機にしたい」と述べた。

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