Googleが、バスケットボール選手のステフィン・カリーとの協業を通じて、新型ウェアラブル端末の投入を示唆した。Instagramで公開されたティザー動画を受け、製品発表が近いとの見方が広がっている。
Engadgetが3月31日(現地時間)に報じたところによると、GoogleはカリーがInstagramに投稿した約15秒の動画で、新たな手首型デバイスの存在をほのめかした。映像には、カリーがバスケットボールをする様子とともに、グレーを基調にオレンジの差し色を入れたバンド型デバイスが映り、最後にGoogleのロゴが表示された。
動画には「健康との新しい関係がまもなく始まる」といったメッセージも盛り込まれていた。ただ、具体的な機能や仕様は公表していない。デバイスの外観は比較的はっきり確認できる一方、一般的なスマートウォッチのようなディスプレイは見当たらなかった。
Googleは製品の詳細についても明言を避けた。同社は、カリーとチームが新たな取り組みを進めており、近く詳細を明らかにすると説明した。カリーも、健康やウェルネスの分野で意義のある製品になるとしたうえで、これまでにないタイプの製品だと述べたが、具体的な説明はしていない。
外観からは、画面を備えないフィットネスバンドではないかとの見方が出ている。フィットネスウェアラブル企業WHOOPの製品に似ているとの指摘もあり、ディスプレイを省き、生体データの測定と分析に重点を置く設計の可能性がある。ただ、Googleがどのような差別化を図るのかは現時点で不明だ。
今回のティザーは、フィットネスウェアラブル市場の競争環境にも注目を集めている。WHOOPは最近、企業価値を約100億ドル(約1兆5000億円)とする評価で、5億7500万ドルを調達したと報じられた。投資家には、レブロン・ジェームズやクリスティアヌ・ロナウドら世界的なスポーツ選手も含まれるという。
一方、カリーは2025年からGoogleのPerformance Advisorとして活動しており、同社との協業を続けてきた。