デジタル資産取引所「Upbit」を運営するDunamuは4月2日、インドネシアのデジタル資産取引所ICEx(Indonesia Crypto Exchange)と技術協力に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。Upbitの運営ノウハウを生かし、インドネシアのデジタル資産市場における信頼性と透明性の向上を図る。
両社はMOUを1日、ソウル・チャンチュンドンの新羅ホテルで開かれた「韓国・インドネシア ビジネスフォーラム」の会場で締結した。
インドネシアでは、利用者基盤の拡大に加え、規制体制の高度化や機関投資家の参入拡大を背景に、デジタル資産分野で市場の存在感が高まっている。
ICExグループは、インドネシア金融監督庁(OJK)から、デジタル資産取引所、清算、カストディを網羅する包括的なライセンスを取得している。Upbit Indonesiaを含む現地取引所11社が設立株主として参加しており、インドネシアの主要財閥やグローバル取引所も戦略的投資家として名を連ねている。
両社は今回の提携を通じて、Upbitの運営ノウハウをインドネシア市場に生かし、現地のデジタル資産エコシステムの信頼性と透明性を高める方針だ。あわせて、グローバル水準の市場基盤の構築も進める。
今後は、規制順守体制を含む幅広い協力の可能性も検討する。信頼性の高い技術基盤を土台に、デジタル金融エコシステムを安定的に整備するための協力の方向性についても議論したとしている。
Dunamuのオ・ギョンソク代表は「Upbitの運営ノウハウが、インドネシアのデジタル資産市場インフラの強化に寄与することを期待している」とコメント。「ICExと緊密に連携し、健全なデジタル資産エコシステムづくりを主導したい」と述べた。