Samsung Electronicsは4月2日、調査会社IDCの調べで、2025年の世界ゲーミングモニター市場(リフレッシュレート144Hz以上)における売上高シェアが18.9%となり、7年連続で首位を維持したと発表した。OLEDモニター市場でも売上高シェア26.0%で、3年連続の首位を維持した。
同社によると、2025年のゲーミングモニター出荷台数は310万台で、前年から15%以上増加した。OLEDモニターの出荷台数は234万台と、2024年比で約2倍に拡大した。
Samsung Electronicsは、裸眼3D技術を採用した「Odyssey 3D」、6K解像度の「Odyssey G8」、240Hz対応の4K QD-OLEDモデル「Odyssey OLED G8」、500Hz対応のOLEDモデル「Odyssey G6」などを公開している。
3月9日から13日まで米サンフランシスコで開かれたゲーム開発者会議「GDC Festival of Gaming 2026」では、2026年モデルの「Odyssey」ゲーミングモニター新製品を披露した。あわせて、世界のゲーム開発会社とのパートナーシップも発表した。
T1所属のeスポーツ選手フェイカー(本名イ・サンヒョク)は、「反応速度が重要なゲームでは、ディスプレイの性能が勝敗を左右することもある」とコメント。「スピード、鮮明さ、画質の面で技術革新を続けるSamsung Electronicsのゲーミングモニターは、ゲームを楽しむうえで最適なモニターだ」と述べた。
今後は「Odyssey 3D」のコンテンツラインアップも拡充する。今月中に「Hell is Us」への3Dモード対応を進め、年末までに「Chronos: The New Dawn」を含む対応ゲームを120本以上に増やす計画だ。
同社は、シーンやフレームを分析してHDR画質を最適化する「HDR10+ GAMING」についても対応拡大を進めている。現在は「Cyberpunk 2077」「Battlefield 6」「Crimson Desert」「Borderlands 4」「Call of Duty: Black Ops 7」など15本のゲームと、「Unreal Engine」など7種の開発プラットフォームに対応しているという。
Samsung Electronicsで映像ディスプレイ事業部を統括するイ・ホン副社長は、「今年も新モデルとサービスを大幅に拡充し、消費者の選択肢を広げた」としたうえで、「今後も世界のゲーム会社とのパートナーシップを拡大し、最高のゲーミング環境の提供に向けて、イノベーションとエコシステム構築を続ける」と述べた。