Kakao Mobilityは4月2日、亜州大学DNAプラス融合学科と、先端モビリティ分野の人材育成に向けた協力協定を締結したと発表した。自社のモビリティデータを活用した共同研究に加え、研究成果の共有やインターン受け入れなどを通じて、産学連携を本格化する。
Kakao Mobilityはこのところ、「フィジカルAI基盤の未来モビリティ企業」を掲げ、自動運転やロボットなど次世代モビリティ分野への技術投資と人材確保を進めている。今回の協定も、その戦略に沿った取り組みの一つとなる。
協定に基づき、両者はKakao Mobilityのデータを活用し、モビリティサービスや公共性の高い分野に関する研究を共同で進める。研究インフラの共同利用に加え、研究成果の共有や先端モビリティ分野の専門人材育成に向けた産学協力も推進する。
亜州大学DNAプラス融合学科は、韓国国土交通部の「DNA+道路交通分野融合技術大学院」事業を通じて、データ(Data)、ネットワーク(Network)、人工知能(AI)の分野に強みを持つ次世代の道路交通人材を育成している。
Kakao Mobilityは、モビリティプラットフォームの運営で蓄積してきた大規模データと分析インフラを亜州大学の研究陣に提供する方針だ。年1〜2回の共同ワークショップを開くほか、国内外の主要学会で共同論文の発表も進める。あわせて、学生のインターン受け入れを通じて実務型人材の育成体制を整える。
ムン・ヒジン技術部門長は、「モビリティの未来がフィジカルAIへと進化する転換期に、亜州大学の優秀な人材と当社のAI・データ技術が結び付くことで、大きな相乗効果が期待できる」とコメントした。その上で、「国内のモビリティ人材がグローバル競争力を備えられるよう連携を続け、学界と産業界がともに成長できる好循環の構築に貢献したい」と述べた。
ユ・ジョンフン学科長は、「今回の協定で既存の協力関係を正式な形にできたことをうれしく思う。世界水準のモビリティデータとインフラを活用し、より具体的な研究成果につなげたい」とした。さらに、「Kakao Mobilityとの緊密なパートナーシップを通じて、未来モビリティ産業をけん引する中核人材の育成に力を尽くす」と述べた。