Hanwha Semitechは4月2日、韓国最大級の表面実装技術(SMT)展示会「SSPA(Smart SMT&PCB Assembly)2026」で、次世代マウンター「DECAN」の新製品群と自律移動ロボット(AMR)を披露した。会場は、京畿道の水原コンベンションセンター。
同社は今回の展示で、「DECAN S1 Plus」「DECAN S2 Plus」などを出展した。DECANシリーズは、幅広い部品に対応する高性能マウンターとして展開している。
このうち高速マウンターの「DECAN S2 Plus」は、基板認識時間を従来比で約30%短縮したほか、1時間当たり最大9万5000個のチップを実装できるという。実装速度と品質の両立により、生産性向上を図った。
また、同社独自開発の次世代ビジョン技術を採用し、実装ポイントを自動で確認して高精度に補正する機能も備えた。部品ロスやコストの低減につながるとしている。
「DECAN S2 Plus」は、最大4.5kgのプリント基板(PCB)にも対応する。UIも見直し、表示画面の拡大によって操作性を高めた。
このほか、高速チップマウンター「HM520W」や、生産工程のスマートファクトリー化を支援するソフトウェアソリューション「T-solution」も併せて展示した。
会場では、韓国で初披露となるAMRも注目を集めた。AMRは移動経路上の障害物を認識して自律走行し、搬送作業を担う。資材の供給と回収を自動化することで、SMTラインの無人化と生産性向上の両立を目指す。
Hanwha Semitechは、今回の展示を足掛かりに、サーバー・データセンター、ネットワーク、車載電装など高成長・高付加価値分野の電子産業市場で技術競争力を示していく方針だ。あわせて、AIベースの自動化を先導するグローバル企業としての地位強化も進めるとしている。