The Better Money Companyが、a16z crypto主導で1000万ドルを調達した。The Blockが31日(現地時間)に報じた。調達資金をもとに、分断が進むステーブルコイン市場をつなぐ清算所の構築を目指す。
同社は、ステーブルコインのエコシステム全体を接続する「clearinghouse(清算所)」の整備を掲げている。
現在のステーブルコイン市場について同社は、19世紀の米ドル市場に似た状況だとみている。当時は民間銀行がそれぞれ独自の手形を発行していたため市場が分断されていたが、清算所の登場によってこうした問題が解消されたという。
同社は、「清算所は、分散したmany-to-many市場を統合ネットワークへと転換し、拡張可能な仕組みにする」と説明。「数百種類のステーブルコインが並立する時代が急速に近づいており、清算所は不可欠だ」と強調した。TetherやCircleなど先行企業によるドル建てステーブルコインの供給が拡大する中、新たなステーブルコインが増えるほど、市場横断の接続基盤の必要性も高まるとの見方だ。
また同社は、現在の仕組みではコストが高く、自動化も不十分だと指摘した。
同社によると、Paxos、Bridge、MoonPay、Agora、M0、Bastion、Frax、Brale、MetaMask、Phantomなどが、同社の清算所への参加を予定している。
著者について